占い好きな方へ。

占い好きな方は、占い師さんのところに何度も足を運んだり、占いサイトなどでコンピュータ占いをしてみたりすることはあるでしょう。


それは突き詰めれば、自分の今の考え方や物の見方ではわからないから占いという方法に頼ってみるということだと思います。


また、そのほかにも重要なことがあります。


それは誰かに自分の心配事を話したいという気持ちです。自分の苦しさ、状況をわかってほしいというものですね。


ということは、人が占いに求めることは「占いで新しい観点をもらう」ということと、「気持ちを話して楽になる」ということだと考えられます。


逆に言えば、占い師さんには、占い技術だけではなく、コミュニケーションや相談カウンセリング技術もあったほうがよいことがわかります。


さて、この「相談する」ということは人が相手として必要なことなので、自分一人ではできません。(セルフカウンセリングというものもないわけではありませんが)


ただ「占いによる別の観点を得る」ということは、占いを習えば自分でもできるようになります。特に何回も占い師さんを訪れているような人は、自分である程度占いができるようになれば、今までより自分を落ち着かせることができます。


例えばいつもはあせって「早く占いをしてもらわねば・・・」という気分が、自分が占いをすることでインターバルをおくことができ、場合によってはそれで不安や心配事も解消することもあるでしょう。


たとえ自分のやった占い結果に自信が持てなくても、改めて占い師さんのところに行って占ってもらえば漠然としていたことも、よりはっきりとしますし、もし自分の占いの結果と同じことを言われたのなら、自分のこれからの行動に確信が持てます。


結果が違っていたとしても、ふたつを対比・検討することで、冷静になる時間を持つことも可能です。


占いでも「命(めい)占」と言われる運命学的な種類(例えば四柱推命・占星術など)のものは、ちょっと学ぶのには覚えることも多く、膨大な知識も必要とするので大変かもしれません。


しかし「卜(ぼく)占」という、出てきた象徴によって占う方法のもの(易やタロット)は、入り口としては入りやすいと思いますし、使いやすくもあります。(もちろんこちらも奥は深いですが)


占い好きな方、自分でも占えるという経験(占いを学ぶこと)をしてみませんか。

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