あなたの見えている色が変われば・・・
色というのは案外と重要な要素です。
色の見え方は心理状態と結びついているとも考えられます。だからこそ、色は「セラピー」としても活用できます。
このあたりはカラーセラピーやオーラソーマなどをされていらっしゃる方は特に詳しいと思います。
さて私がうつ状態だった時も、また他の方の経験などからも、自分の状態が変化していると、周囲の色の見え方も変わってくるということはいえると思います。
極端な場合、生きる気力を失ったり、壮絶な喪失感・絶望感などを体験したりすると、自分を取り巻く世界がモノトーンに変わることすらあります。まるで白黒写真のようなものです。
しかも色だけではなく、動いてる人物、普段ははっきり見える景色なども止まったり、ぼやけて見えたりします。(これは時間感覚の変化もあります)
ほかにも、特定の色だけがやけに目に付いたり、色が全体的に強調されたかのように極彩色に見えたりすることもあります。
そういえば、カモワン版マルセイユタロットでも「愚者」や「吊るし」の人物はカラフルな色彩の服を着ています。ともに変わり者を示すカードです。(「手品師」も同じような服を着ていますが、彼の場合は職業的に人を惹きつける必要があるため、このような服装をしていると考えられます)
もちろん、逆に活き活きと自分が活動している時や、恋がうまくいっている時など、「世界が輝き出す」「バラ色の人生」などいう表現がよくあるように、やはり見える色が変わってきます。
色は波長と人間の受容器官や化学反応によってとらえられるものですから、当然ながら自分の中の状態が変化すれば、見え方も変わるのは当たり前といえるかもしれません。
カモワン版マルセイユタロットには11の色が使われています。この数は22(大アルカナの数でもある)の半分でもあります。
カモワン版とほぼ同じ絵柄のグリモー版では色の数が印刷の関係で減っており、こうなると図形は同じでも、まったく違ったようにカードが見えてくることは容易に考えられることですし、色に意味を込めたとすれば、両者の象徴によるカードリーディングも異なることろが出てくると予想されます。
実際、私もカモワン版以外の数種のマルセイユタロットでリーディングを比べてみたことがありますが、根本的には同じことが読み取れても、感じ方やその導かれ方は違っているようにとらえられました。
それにはやはり色の部分も大きいと思われます。
色も宇宙のリズムや振動の一部だとすれば、感じている色の裏側、本質もあるということです。
色が変化して見える時、あなたには何らかの変調が起こっていると見ていいのかもしれません。
またタロットリーディングにおいて、あるカードが気になるということも、あなたの状態に応じた色が関係しているということもあるでしょう。
色が豊富に使われている分、カモワン版はまた様々な可能性を見せてくれるのです。
それにしても、色ひとつとっても、いかに自分が自分の世界を作っているのかがよくわかるものですね。
おっしゃる通りですね。
色は、心やカラダの状態の現れです。
だから、次には、意図的に色を使って
元気になったり心を落ちつけたりします。
タロットのカードの色には、
私も興味深々で見ています。
カードのリーディングの際に、
色の意味も取り入れています。
カラー以外のことを専門にしてらっしゃる方のカラーのお話、
とても勉強になります。
ありがとうございます。
>カラーセラピストyukoさん
色の専門家の方にコメントいただけて、うれしく思います。やはり色はいろいろな意味でバランスを図るバロメーターみたいなものなのですね。一度詳しく色のお話をいろいろと聞かせていただきたく思っています。
タロットを教えていただきたいなぁ~と思いました(*^▽^*)
やっぱり宮岡先生のタロット解析は深くて
楽しいです♪♪♪
ではでは~о(ж>▽<)y ☆
>ちぃちゃん♪ ハーモニーベル∞関西☆大阪さん
コメントありがとうございます。
お店、移転されたんですね。
ますますのご発展、期待しております。
そうですね、またタロット教室の企画など
できるとよいですね。
>タロットであなたを変える 宮岡和宏さん♪
ありがとうございます(*^▽^*)
宮岡先生のタロットの解説を聞くと、奥の深さに
胸が弾みます♪♪♪
占いではないなく、自分の本来の声を聞く感じで
ワクワクします( ´艸`)
また講座など出来たらいいですね。
その時には、よろしくお願い致します。
>ちぃちゃん♪ ハーモニーベル∞関西☆大阪さん
> 占いではないなく、自分の本来の声を聞く感じでワクワクします。
これこそがカモワン流の感覚ですので、とてもうれしいお言葉です。このタロットは自分本来に戻るため、あるいは回復復活するためのカードといっても過言ではないでしょう。
また臣にふらっと寄らせていただくかもしれません。(笑) ではまた。