タロットでおみくじ
先日、遅ればせながら初詣に行ってきた私です。あんまり多すぎる人混みは好きではないので、ゆったりと参拝できる時を選んでいます。
参拝すると、やはりおみくじを引いてしまいますが、タロットをされている人は、おみくじの内容と、たとえば自分のイヤーカード、あるいは新年に引いたタロットとが、妙に符合することに気がつかされる人もいるかもしれません。
もちろん全然違うこともあるでしょうが、一度「おみくじの内容をタロット一枚(あるいは複数でも)で表すとすれば、どのカードになるのか」を想像するだけでもタロットと自分のつながりを近くすることができますので、是非やってみください。
ところで、実はタロットをおみくじ代わりとして、吉凶判断的に用いることもできるのです。
タロットカードには本来吉凶(良い・悪い)はないと私は考えていますので、自分としては邪道といえば邪道な使い方なのですが、タロットにはゲームや遊びの面も含めて、幅広い活用法・考え方がありますので、割り切ればそういう使い方もOKといえます。
おみくじ的なタロットの使い方にも色々な方法があると考えられるのですが、マルセイユ版でも使いやすいといえば、やはり大アルカナを使う方法となるでしょう。
ではそのやり方をご紹介します。
●その1 シンプルな方法
大アルカナ22枚を数の順番にランク付けする単純な解釈方法。
すなわち、1「手品師」→21「世界」の順にグレードが上がる(よくなる)と考えます。ただ数を持たない「愚者」は、特別なカードとして吉凶入り交じる「波乱」や「大逆転」のカードと取ったり、人によっては「世界」を超える最上級のカードとしたりしてもいいでしょう。
やり方は、カードの方向をそろえてトランプのように22枚を切って混ぜ、中から一枚取り出します。そして引いたそのカードが21に近いほど吉だと取って判断します。
●その2 カードを当てはめる方法
自分でおみくじの吉凶をカードにあてはめるやり方です。
たとえば、大吉は「世界」、中吉は「太陽」、「小吉は「星」、吉は「運命の輪」、末吉は「戦車」、凶は「神の家」「大凶は「13」などというようにします。(これはあくまでひとつの例ですので、自分で好きなように当てはめてください)
個人的には「神の家」を含めてほかのカードでも悪い意味はまったく持っていませんので、違和感ある方法なのですが・・・ウェイト版を扱う人にはしっくりくるかもしれません。
※特定のタロットカードに悪い印象をもってしまう危険性があるため、特にカモワン流をされる方には、私としてはあまりお勧めしない方法です。
●その3 占いと吉凶判断を両方兼ねる方法
これは私のタロット講座(カルチャーセンター含む)やタロット勉強会に来られた方にお教えします。聞かれないとたぶん忘れていますので、講座の時に質問してくださいね。(笑)
タロットでおみくじ、皆さんもお試しください。
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