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書面対面リーディングキャンペーン終了しました。
ひと月くらいやっておりました書面対面リーディング (あらかじめタロットを展開した図面とポイントと記してご説明する形式)のキャンペーンも無事終了しました。
キャンペーン人数の5名様にリーディングをさせていただくことができました。
これまではあまり私の中では利用されるサービスではなかったのですが(まあ、これに限らず、そもそも私自身「隠者」生活みたいなものでしたので、タロットサービス自体知られていなかったこともありますが(^_^;))、今回実際に連続でやってみることで、私自身もこの方法に今まで以上の効果と確信をもつことができました。
まず何より、鑑定の個室を必要とせず、オープンな場所でも気軽にリーディング内容をご説明することができるので、お互いリラックスしたうえで、さらに喫茶店などの半公共性の作用(プライベートながらもオープンな環境)によって、意外に集中することができるということです。
タロットをその場で直接引くことはなくても、タロット図像を見ながら、その場で気がつくことのできるライブ感もあるのが書面対面リーディングのよいところといえるかもしれません。
これまでをふり返ってみても、自分がカードを引いた時の感覚と同じように、皆様そのまま自分のことがタロットに映し出されているとお感じになられていたようです。
ではキャンペーン最後の方からもご感想をいただきましたので、ご紹介いたします。
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【今日の感想】
今日はお忙しい中、お時間を作って頂きありがとうございました。
鑑定では、たくさんの気づきがありました。
占い流でいうと、怖いくらい当たっている!という感じです。
過去から遡り、現在の状況が起こっている原因を解明して頂き、
今、しなければいけない事や、回避しなければならないことなどを、
明確に教えて頂きました。
目に見える表面的な事だけでなく、心の奥底まで見せて頂きました。
鑑定の素晴らしさは勿論、カウンセリング能力も素晴らしい方でしたので、
曇っていたものがスッキリと晴れ渡り、将来のビジョンも明確にできました。
おまけに、精神的な癒しも同時に得る事もできて、とても素晴らしい鑑定でした。
後は、今日の鑑定を無駄にしないよう、しっかりと自分が動く事!
本当にありがとうございました!
(大阪市 K.Oさん)
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K.Oさん、こちらこそ、どうもありがとうございました。
キャンペーンは終わりましたが、いつでも通常のものはやっておりますので、興味のある方は私のHP をご覧ください。また遠方の方のためのスカイプバージョン(対面部分をスカイプで行うもの) のキャンペーンは現在も継続中です。
タロットでリーディングしてもらう体験会開催
前回も実施しまして、大変好評だったタロットリーディングの体験会を、12月12日(日)に神戸市内で開催します。
この体験会は少人数限定で、参加された方々、お一人お一人に対して、私が公開でタロットリーディングを行っていくというものです。
たとえば、
●タロットに興味があるので、とにかくどんなものなのか一度見てみてたい。
●タロットを学びたいと思ってはいるけれど、まずは実際に自分が体験してみたい。
●気軽にタロットリーディング、タロット占いが経験できる機会があれば。
●ほかのタロットと違うといわれる「カモワンタロット」のリーディングを体験してみたい。
という方などにチャンスの機会です。
体験会では、単に私がリーディングするというだけではなく、参加された皆さん全員で感想を話し合い、タロットの知識がなくても、自分以外の人の見方によって自分の状況・問題を見つめてもらうという効果も狙っています。
もちろんタロットからの解決方法や示唆もきちんと出てきます。ですから「タロットと複数の人間による相談」と言い換えることもできます。あなたも人の力になれるかもしれないのです。
そして、前回もそうでしたが、自分の問題が他の人とどこかでつながっていることにも気がつきます。ですから、その場の皆さんが共通して全員の底に眠る問題意識を解消していくことにもなるわけです。
今回は神戸市須磨区内の女性オーナーのマンションで開催しますので、女性限定ということにさせていただきます。(女性オーナーが皆さんをもてなします)
海の見える素敵なマンションで、午後のひととき、タロットリーディングを是非体験してみてください。
価格も前回同様、気軽に参加してもらうために2,000円に設定しております。4名という少数限定で、前回もすぐに満席となった人気企画ですので、参加希望者はお早めにお申込みくださいませ。
またお一人だけ、体験会後に個別リーディング(一対一の通常のリーディング)をさせていただく時間を取ります。体験会に参加される人でも結構ですし、体験会とは関係なく、個別リーディングだけお申込みいただいてもOKです。個別リーディング希望者も下記により、お申込みください。
以下、体験会の詳細です。------------------
◆日時 12月12日(日) 13時30分~15時30分
(希望者に個別面談、個別リーディングあり)
◆場所 神戸市須磨区
JR神戸線須磨海浜公園駅から徒歩圏内のマンション
※申込み者に詳細をお知らせいたします。
◆定員 女性限定4名
◆会費 2,000円 当日ご持参ください。
◆申込み こちらのフォームより 。
中段、「リーディングご希望の方はこちらまで」の項目に、「体験会参加希望」とお書きください。個別リーディング希望者は「12/12の体験会後の個別リーディング希望」 とご記入ください。(時間は15:30頃からとなります)
世界を広げるために、「世界」のカードから。
自分の世界を広げるためにはいろいろな方法があります。
タロットにもそのものすばり、「世界」という名前のカードがあり、これを見ることで「世界の広げ方」もわかります。
「世界」のカードには四方に動物(天使)たちが描かれており、中心の人物の周囲にはリーフがあります。(カモワン版マルセイユタロット)
つまり周辺や周囲が意識されるのです。
これを私たちの感覚で表すとすれば、いわば限界や境界を示すと考えられます。行動的にいえば、実際に訪れた、なじんだと思われる範囲です。
皆さんも小さい頃を思い出してみてください。
最初は自分の家のほんの小さな範囲でしか動けなかったし、安心感が出なかったと思います。そして学校に行くようになると、今度はその学区内が自分の認識範囲となって、その中ではまさに「自分の世界」となっていたことでしょう。
こうして自分の成長と行動、人との交流などによって、次第にあなたの「世界」は広がっていったはずです。
今ではもしかすると全世界に「自分の世界」が拡大されている人もいるかもしれません。もし宇宙に旅行できるような時代が来れば、地球以外の場所も自分の世界とすることが可能になることもあるでしょう。
結局、自分の世界はいかに自分が行動し、心理的にも安心感やホーム感が得られたという場所の範囲によって広がっていくということです。簡単に言えば、自分が知見できた範囲ということになります。
ですから単純に考えれば、できるだけ未知なる場所に自分の足を運び、自分の目や耳、心で感じる体験を積み重ねていくことで、自分の世界は拡大し続けるということになってくるでしょう。
じっと引きこもっていては世界は広がらないのです。
「世界」カードの4つは生き物で象徴され、実際の生の体験、足を向けた場所と範囲のように思われます。そして、真ん中の人物を囲むリーフこそが、自分の本当の意味での認識している世界、知っている世界の範囲なのかもしれません。
いずれにしても、それらはともに無限に拡大していくことがある象徴で示されています。
現実世界に生きているいまこの時に、自分の世界を広げるめためにも、皆さんもどんどんと足をいろいろな場所に運んでいくとよいでしょう。
シャドータロット
前にもお話したように、ちょっと今、ボクシングアニメに熱中している私です。(笑)
さて、ボクシングにもシャドーボクシングという、実際に相手と対戦せずとも、イメージで相手を想定して練習する方法があります。
私が教えているマルセイユタロットの場合、リーディング時には相手、つまりクライアントを中心として見ますので、リーダー(占いをする者)はカードを逆さまに見てリーディングすることになります。
最初は自分向けから教えていますので、その後に相手を入れた実践練習になったとたん、とまどわれる方も多くなるということになります。
タロットカードでいえば、「吊るし」体験です。
反転して見る、今までとは逆さまの、別の観点で見るという経験が、大げさにいえばこれまでの世界観がぐるりと入れ替わるかのような錯覚を感じます。
ですから、今まで見えなかったことにも気がつくようにもなりますし、発想の転換も行われるのです。世界が違うのですから、考え方も当然異なってくるというわけです。
おっと、「吊るし」の解釈の余談に行きすぎました。本題に戻ります。
実践で逆さまにタロットを見なくてはならないということに慣れるためには、いきなり相手を交えて実際に行うよりも、まずはシャドー(影)として相手を空想の世界でイメージし、一人二役のような形で、自分一人でやってみることをお勧めします。
まさにシャドーボクシングならぬシャドータロットです。(笑)
これは単に相手がいないから相手を想像するという意味だけにとどまりません。
相手の人間、しぐさ、出てきたカードに対応する相手の問題への想像、相手と自分の反応なども含めた、総合的なイメージ想起の訓練も兼ねているのです。
タロットはいかにイメージを豊富に持つことができるかが問われます。想像力・イメージの力を鍛えることが重要なのです。
そういう意味で、シャドータロットは実践に向けた本当によい訓練になります。
相手をありありと想像することで、相手の悩み事、話し方さえ聞こえてくるようになれば、かなりいい感じでシャドーができているといえましょう。
もしタロットリーディングのアニメがあれば、主人公がシャドーをしながら、
「よーし、クライアントの姿と言葉をとらえたぞ!」
と叫ぶようなものですね。(笑)
シャドータロットのコツと、ここでは語らなかった本当の意味については、またタロット講座などでお伝えしたいと思います。
「女帝」、「13」、「運命の輪」で見る消費と生産
世の中、あれを生みだし、これもやり、それでこれを壊して、あれをやり直し・・・みたいなスクラップ&ビルド、創造と破壊の繰り返しによって、特にビジネスシーンなども回っているように見えますね。
創造と破壊は世の常、いわば自然のサイクルでもありますから、それも必然的なものといえます。
ただ、それに振り回され、無理矢理創造と破壊の輪の中に投げ込まれて、クルクルとラットレースのように回されていないか、気をつける必要もあります。
言ってみればそれは、一度消費させられて、その消費が終わってまた新しいものが外から生み出されて(提供されて)、さらにまたそれを消費させられるという「消費回転マシーンの獲物」に自分がなっているということです。
輪の一回転ごとにあなたの貴重なお金や時間が消えていきます。
タロットカード(カモワン版マルセイユタロット)で「創造」をもっとも象徴するのは「女帝」のカードです。そして、「破壊」を表すのは「13」だと言えましょう。
カモワン版のタロット絵図、タロットマンダラでは、「女帝」の前には「斎王」がおり、「13」の前には「吊るし」があります。「斎王」も「吊るし」もあまり動きを感じさせないカードです。どちらかといえば、貯めること(蓄積)、止めること(停止)というような意味合いも出てきます。
つまり、物事が動き出す(創造と破壊)前には止まった状態に見えることがあるということです。逆に言えば動きの前に静止状態、停止状態をとらねばならないということでもあります。
これに先ほどのクルクル回る消費回転マシーンのような「輪」を当てはめて考えてみますと(すでにお気づきでしょうが、これは「運命の輪」で表現できます)、間髪を入れず次々と動きがあるのは、自然のサイクルとしては違和感があることに気がつきます。
生み出されるもの(提供されるもの)と壊されるもの(使われるもの、消費されるもの)との間には、ある程度の蓄積や停止の「期間」がいるのです。
消費は破壊につながるとすれば、次にあなたは消費で失われた分を新たに創造するために、何かを生み出したい衝動にかられます。
この時、消費したものの中からあなた自身での「創造」がなければ、あなたの創造性のバランスを取るために、また外から供給されるもので自分の中の創造性を刺激し、それを買うなどの消費行動で代わりをすることになります。
たとえばお金を払って学んだ知識を活かして自分自身もお金を稼ぐことができたら、得たものの中からの生産(創造)につながりますので満足しますが、それができなければまたすぐに違う方法や技術を買う(学ぶ)ことをするというようなものです。
ですからいずれにしろ、ひとつの創造と破壊の間には、休息や停止、あるいは観察・蓄積の期間を置くということがポイントとなってくるのです。その間のエネルギーの蓄積や物事の整理が、外から振り回されないコントロールのできた行動と自分を呼ぶのです。
もちろんチャンスとしてすぐ動くことも大切です。しかし、操り人形のように回転マシーンの中に入り込んでいないか、そのことも注意深く自分を観ることも必要なのです。そのカギはタロットカードの「運命の輪」にあります。