意外に自然回復する。
タロットカードの「正義」を見て思います。
自己治癒能力という言葉があるように、人間には元に戻そうとする力が働きます。
バランスがどちらかに傾いている場合、少しくらいならそのままでいいのでしょうが、極端になってくると自動的に反動で逆側に傾くような気がします。
それが結構衝撃なので、「何か悪いことが起こったのか?」と動揺するわけです。大地のひずみを元に戻そうとする時に地震が起こるようなものです。(まあ、地震では表面的に大きな被害が出るのですが・・・)
これを生活にあてはめてみると、バランス修復機能が働いたために「問題」として登場してくるといえます。今までのひずみが大きければ大きいほど、問題も大きく出ます。
慌てて人は問題に取り組まざるをえなくなり、結局ゆがみやひずみを正そうとする力の流れに自ら協力することになります。
ということは、大きな視点で見れば、問題も自己修復機能のひとつだといえるわけですね。ですから「自然」というものを信頼することも大切なのです。
ただほとんどはそうしてバランスが戻っていくのでしょうが、メーターがふりきれてしまうこともないとは言えません。
それまで少しずつ自己修復サインはあったのでしょうが、無視していた場合などです。
いくら自己回復とはいえ、すべてやっくれるわけではないのは傷や病気と同じです。
そういう意味では、すべては自然と自分との協同作業が調和の元なのかもしれませんね。
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