やる気が出ない時に、「運命の輪」と「吊るし」
しかし暑いですねぇ。(;^_^A
こう暑いと何もやる気が起きない人もいらっしゃると思います。
やる気が起きないというのは、案外と重要な示唆が含まれていることがあります。
まず単純にエネルギーが落ちている、疲れがたまっていることが考えられるでしょう。
やる気が起きない状態がずっと続くようでは、これはうつ病も疑ったほうがよいかもしれません。(私の経験による、うつ時の状態については、また別記事で書かせてもらいたいと思います)
人はモチベーションやテンションが上がったままの状態で継続することはまれです。
世のすべては、上がれば下がり、下がればまた上がることが繰り返されています。
ということは、上がった気持ちも下がることが必ずあるということです。これをタロットで見れば「運命の輪」で表すことができるでしょう。
ですから、その意味ではやる気がなくなってくることも自然なことで、また何かのきっかけで上がってくるのだともいえます。
問題はその上げ下げの流れのリズムを無視し、ムチを自らに当てるがごとく、無理からにモチベーションをあげようとすることです。
やる気が起きないということは、ある意味「やらなくてもよい」ということであり、いや、むしろ「やらないほうがよい」と内側からサインが来ていることもあるわけです。
従ってそのような時は何もしないとか、やる気にならねばならない対象とは違うことをするという意識の転換と選択が必要となってきます。
タロットでいえば、「吊るし」を取るということです。
そうは言っても、仕事などではやる気に関わらず、どうしてもしなければならない状況もあるでしょう。
それでも、何も考えずただ「気合いだ!」と力を込めるのではなく、上げ下げのリズムを思ってメリハリをつけ、スケジュール的に可能なら、仕事を少し停止してみることです。
そうすれば後で、逆に効率が上がる場合もあります。
自然のリズムが波のようになっていると想像すれば、ずっと同じテンションで力を入れ続けることは、タイミングが変われば激流に逆らって泳いでいることと同じになるのです。
人間は意外に外(自然)に同調しようとする働きがあります。
自分がそのリズムからはずれておかしい状態にある時、警告として自らのやる気を失わせることにより、タイミングをずらすことや一時的にストップしてみることをメッセージとして発しているのだとも考えられます。
やる気が起きないのなら、自分の今の行動や思いを分析し、「今のやり方がズレているのではないか」「流れに逆らっているのではないか」と疑って、一度自分を「吊るし」てみるのもよいかもしれません。
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