目標達成に向けたタロットの使い方

昨日の続きのような話になります。


新年にタロットリーディングする場合、目標を立てて、「それを達成するにはどうすればよいのか?」という質問で始めるとよいというようなお話をしました。


今日はリーディングの最中とその後についてのことを書きます


カモワン流でタロットの展開をした場合、リーディングのポイントとして、問いの内容を最も象徴しているカードを探し出すことがひとつの鍵となります。タロットでいえば「隠者」の姿勢です。


たとえば、「仕事」のことについて質問したら、仕事を象徴する「手品師」のカードがどの位置に、どのような状態で出ているのかを見るのです。


同様に、新年で目標を立ててタロット展開したのなら、その目標を表している(達成状態や目標内容)カードを発見することです。そこを手がかりとするとリーディングがしやすくなる場合があります。


そうして一応のリーディングが終わると、読み解いたものを必ず出たタロット展開とともに、紙に書き出しておきます。これが非常に重要です。


よく、「目標を達成するには紙に書くとよい」と言われますが、これはかなりの面で真実を含んでいます。


理由はいろいろと考えられますが、紙に書くことがタロット的ないえば、「女帝」から「皇帝」の作業を儀式的にすでに元型として行っているからだと想像できます。「女帝」+「皇帝」=・・・です。詳しくはタロット講座を学べば理解できます。(笑)


ともかくも紙に書くことで、刻印と現実化が促進されると思ってよいでしょう。


この場合、問題点よりも、「目標達成のためにどうすればよいのか」をタロットから読み取ったものを中心に、目標とともに書くのがよいです。


そしてさらに大切であり、タロットを使う大きな利点なのが、タロットカードを意識しておく(タロットカードで意識させる)ということです。


タロットは画像ですから、これを「」として見ることができます。また「象徴」でもありますから、絵を見ると同時に、あることを想起することができます。


これは文章を読んでいることと同じであり、一枚や数枚の絵に文章量以上の情報を含ませることができると言い換えてもいいでしょう。


目標達成のためにタロット展開したものの中で、それを象徴させるカード(あるいは目標達成に向けて鍵となると思われるカード)を選び出し、それをいつも目に見えるところに置いておくのです。携帯の待ち受け画面やパソコンの壁紙にしておくのもよいでしょう。


22枚の大アルカナについて習熟してくれば、別にタロットを展開をしなくても、自分にとってその年(その時)に必要なことをカードに象徴させ、常に飾っておくことで目標達成の歯車が自動的に回転して行くようにセットすることも可能です。


この場合、必ずしも目標が達成されるというわけではなく、総合的な意味で自分に必要なこと、見なくてはならないことなどが現れてきて、結果的には目標達成に導かれるか、目標自体の修正を迫られるかになります。


あるタロット画像を常に見続ける状況は、確実に自分の意識に変化を起こしていきます


肝心なのはあきらめないことです。人や見るカードによっては、変化がゆっくりであったり、急激であったりするので効果が一様ではないのです。(これは当たり前といえば当たり前です)


タロットが絵であり、象徴であることを思い、目標達成のツールに是非活用してみてください。

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