iPhoneでマルセイユタロット
私も遅ればせながら、スマートフォン(機種はiPhone)を持ちました。
使い始めて、これはホントに便利だなあと実感しています。
最初は確かに今までの携帯とはいろいろな意味で違うので、操作方法にはとまどいますが、すぐ慣れますし、そうするとこれまでの携帯に戻ることはもうできなくなります。(笑)
世界の携帯がスマートフォンになっていくのもわかる気がします。
さて、これは私がiPhoneだから話せることなのですが、iPhoneのアプリ(アプリケーションソフト)の中には占いもたくさんあります。
そしてマルセイユタロットもあるのですね。
マルセイユタロットには「基本形」ともいうべきタロットの形・画像があり、細部には違いはあれど、どれもほぼ同じ形と絵をしているため、ひとつのマルセイユ系タロットを愛好していれば、種類が異なってもなじむことができます。
なじむだけではなく、リーディングや占いも当然可能です。
iPhoneのマルセイユタロットのアプリの中でも、「古代マルセイユ版タロット」と名前のついたアプリがお勧めです。(画像を見る限り、Jean Dodal いわゆるドダル版のタロットだと思われます)
これの無料版は、占いたいことを思い浮かべてiPhoneの画面にタップ(ふれる)と、一枚カードが出てくる(正逆あり)仕組みになっています。
この「一枚カードが出る」ということがよいのです。いわゆるタロットの「一枚引き」ができるからです。
もちろん占いソフトですからタロットを知らなくても占いはできるように解説が出るのですが、マルセイユタロットを習った人には、むしろそれを見ずに使うことをお勧めします。
もしマルセイユタロットを習われた方がこれを使う場合、画面の解説(カードの意味)は無視して、自分でリーディングする癖をつけてほしいと思います。
そうすると、いいタロットリーディングの練習になるのです。
これを使えばいちいちタロットを出す手間が省けますので、通勤途中やちょっとした待ち時間などにも、軽く指をふれるだけでカードと向き合うことができ、純粋に「自分とタロットとの時間」が増えます。
カードは正立の場合と逆向きで出る場合がありますが、この場合は吉凶的に「よい悪い」と判断するのではなく、正立では問題なし、逆向きでは問いに対して問題があるととらえてリーディングすれば、積極的にタロットを活用することができます。
このあたりの実際の読み方は、タロット講座に出ていただき、一枚引きの基本を理解してもらうとわかりやすいです。
裏技としてはこのアプリを使ってカモワン流にリーディングすることもできます。
タロットとなじむ方法や修練方法はいろいろとあるものです。
せっかく便利なこの時代、iPhoneアプリを活用してタロットリーディングの練習をするということにもチャレンジしてみてください。
ちなみにさすがデザインのアップルでしょうか、iPhoneはタロット(カモワン版マルセイユタロット)とほぼ同じ大きさと形をしております。これはわかる人には大変重要なことだと理解できますよね。
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