場所が変わると質も変わる。
タロットカードでも、あるカードを見ると、それに応じた気分に変化するように、自分を取り巻く場所や雰囲気というものは重要です。
たとえば、商談するにしても、セルフカフェのようなところと、一流ホテルのロビーでするのとでは質も違ってきますし、ましてやオープンな場所とクローズドの個室のような場所となると、かなり人の応対も受け答えも変わってくることはわかるでしょう。
しかし、何も重厚な(場所や雰囲気の)ほうがよいと言っているわけではありません。
内容や話、企画したいことなどに応じて場所を選択すればよいのです。
これは実は自然に意識しなくても、人はやっていることです。
何か気分を少し変えたい時、ちょっと気軽に友人と雑談という場合に、わさわざ個室を取って「会合する」ようなことはしないでしょう。
でも、久しぶりに大切な方と時間を過ごすという場合は、食事でも気を遣い、個室風のところを選ぶはずです。
これをわざと常識を覆して、気軽なのに重厚な場所、重要なのにラフな所を選択する場合もあります。意外性の効果ですね。ただ普通は危険で逆効果のことが多いでしょう。
それはさておき、場所を意識するということは大事です。
お金の問題もありますが、たまには雰囲気のよい、少し自分には重いかなぁ・・・と思える場所で時間を過ごすことは、外から内の意識を変えてくれる効果もあるのでお勧めです。
たとえばいつもはスタバとかドトールだけど、今日は地域一番のホテルでお茶をするという感じです。
よくいわれるセルフイメージ(自己認識、自分が思っている自分イメージ)を変える簡単な方法である場合もあります。
不思議なことに、自分にとっての「やや重(笑)」の場所で考えごとをすると、それに応じた内容や思考になるのが面白いところです。
それはもちろん場所の雰囲気もありますが、周囲の人たちの見えない情報やオーラに感化される(伝染する)ということでもあります。
反対に、自分たちの企画や思っている対象がカジュアルなものや人であるのなら、そういう場所で打ち合わせしてみるというのもありでしょう。
タロットリーディングでも、場所によって質が変わることもあります。
よく飲み会の居酒屋なんかで「タロット占いしてください」とノリで言われることもありますが、話のネタとしてのものは別ですが、基本的には断っています。それは職業(プロ)としてできない(遊びではない)という以前に、場所の問題もあるのですね。
簡単に言えば、居酒屋でやると、居酒屋レベルのリーディング(特に受け取る方)になるということです。
こんばんわ。いつもありがとうございます。
新しいトップ画面は光輝いていて、気持ちまで明るくなるようでいいですね(^_^)v
家でタロットの練習をする時は、気持ちを切り替えて、少し厳粛な心構えで始めます。自然とそうしたくなる感じです。タロットを始める前は、自分ばかりしゃべってましたが、今は半分くらいは相手の話しも引き出す感じで会話を楽しめるようになりました。
>terimuさん
新しいヘッダーへのご感想、ありがとうございます。
本来、タロットは神聖なものと私は考えています。ですから、厳粛な気持ちでされているということは大変望ましいと思いますよ。
「相手が話してくれるようになってきている」というのも、読もうとする力みが抜けて、よい方向だと感じます。