講座内容
カルチャーセンターでのタロット講座
京都新聞文化センターでのマルセイユタロット講座が昨日で終了しました。
引き続き、今回の講座の実践版を来年1月から3月まで行います。そこでサイクルがいったん完了し、また新しく4月から基礎編として新メンバーを募集してスタートする予定です。(詳細は京都新聞文化センターにお問い合せください)
ですから今年9月からの講座のタイミングが合わなかった方は、来年4月からの講座にお申込みください。
それから一度講座を受けた方でも、再受講して学び直すという方法もあります。私自身、旧タロット大学での講座を再受講して学び直した経緯があり、二回目を受講することで確認と理解がさらに深まる効果があります。
また4月から神戸でも、あるカルチャーセンターでマルセイユタロット講座を開講する予定です。これは詳細が決まりましたらブログでもお知らせしたいと思います。
私のタロット講座は、そもそも大阪のカルチャーセンターからスタートしています。ですからカルチャーセンターで教えることは私の原点でもあり、今後も続けていきたいと考えています。
カルチャーセンターにはいろいろなタイプの方が学びに来られます。
値段もお手頃ですし、何かと地域的には参加しやすい雰囲気がありますので、まずは気軽に趣味を習ってみるという感じで来られる人が多い傾向はあります。
でも中には本格的に学ぼうと考えていて、その前にはまずは様子見で入門してみたいという方もいれば、あまりその気はなかったけれども友人に誘われて、つきあいで参加しているという人もいます。
私はそういった、色々なきっかけ・思いで入られた方がいらっしゃるのを承知の上で、受講者の方がマルセイユタロットと接することのできる機会が得られたことに祝福を送りたい気持ちでいます。
一般的には現在日本では、どの地方でもマルセイユタロットではなく、他の種類のタロット講座が多いのが普通です。そんな中で偶然か、はたまたその人の何かのご縁なのか、マルセイユタロットに出会うきっかけとなったわけです。
そもそも「タロットが何のか」「どういう種類のものがあるのか」ということがわからないまま受講された方がほとんどでしょう。
そうした中で幸か不幸か(笑)、マルセイユタロット講座を選択してしまったのも、その人には意味があるのかもしれません。(まるで「恋人」カードのようです)
そして私の講座は、あまり「占い方」や「占い」を強調していません。それよりもタロットを使って、いかに自分自身を見つめていくか、人生にタロットをどう活かすかという「クオリティオブライブ(生活・人生の質)」の観点からタロットを教えています。
その副産物として相手をリーディングしていく、つまり占うことも含まれるのです。なぜならば相手は自分の鏡でもあるからです。(そしてタロットもまた自分の心の鏡でもあります)
私の伝えるタロットの道は、一見、とても遠回りなもののように思えるかもしれません。しかしながら、皆さんにはその遠回りの道すがらに、自分や他人、人生や社会、宇宙を見てほしいと思っています。私自身もその旅の途中にいます。
カルチャーセンターだけではなく、どの私のタロット講座に来られる受講生の皆さんにも敬意と、愛情をもってタロットを伝えます。
受講生の皆さんからすれば私はタロットの先輩かもしれませんが、皆さんは人生の先輩でもあり、たとえ年齢が下であっても、私の知らない経験もたくさんされていらっしゃいます。
カルチャーという響きに気軽さはあるものの、その実、皆さんの心の中にはそれぞれ深いものがあり、悩みがあり、また活き活きとした部分があり、そして神性なるものがあることを知っています。
そうした皆さんとともにタロットの時間が持てることは、私にとってこの上ない幸せなのです。
ではまた皆さん、タロット教室でお会いいたしましょう。
マンツーマンタロット講義が始まると・・・
私は自分でもタロットカードの「愚者」になっている気分になることがあります。
「愚者」は皮袋を背負い、赤い杖とともに旅をしている姿で描かれています。(カモワン版マルセイユタロットの場合)
この革袋の中に私はタロットをしのばせ、タロットを伝えたいという情熱を「赤い」杖のような推進力に変えて、求められればどこにでも旅をします。
今は大阪、京都、神戸、奈良、高松など、関西一円から四国へタロット伝達の旅をしています。要請があれば日本全国どこにでも行く気持ちはあります。
「愚者」はそれ自身に数を持たないカードですが、逆に言えばどんな数にでもなることができます。つまりはどのカードにも変化することが可能なのですが、これを「タロットを伝えること」に置き換えると、時には「法皇」にもなり、「隠者」にもなるということです。
「法皇」は大勢の前での講義、そして「隠者」はマンツーマンのような少人数、一対一の講義に該当するでしょう。
私の場合はこの両方を相手の求める講義形態によって変えていっています。どちらかといえばマンツーマンのような形で深く教えていくことが今は多いかもしれません。
伝える内容がタロットリーディングの技術のみならず、タロットを使っていかに自己変容を図るか、タロットを通じて自分の神性(高次の自分、本来の自己)を発露していくかということに主眼を置いていますので、半ば自分を見つめていく道程としてのカウンセリング状況となります。
最近またマンツーマンの受講生がタロットを学びはじめています。
講義が始まったこの方(大阪市Oさん)の感想をご紹介してみましょう。
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とてもわかりやすく、益々興味がわいてしまう講義でした。
また、上手く誘導して頂いたおかげでイメージングの楽しさと奥深さもわかり、さらに暗記という課題を思ったより簡単に乗り越えさせて頂き、本当に感謝しております。
今日は教えて頂いた事を思い出しながら、パートナーを占ってみたのですが、今までの事を見ていたかのように、驚くほど的確なカードがでました。
やはりマルセイユタロットは凄いです。カードは真実を見せてくれ嘘はないと聞いた事が再納得できました。この神聖なタロットを扱える事に感謝し、また自分自身もそれを汚さないような神聖な気持ちをもって、これからもっともっとタロットと仲良くなっていきたいなと思いました。本当にありがとうございます。次回からの講義が待ち遠しいです。
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この方のタロットに対する真剣ながらもワクワクする感情が伝わってきますね。でも、楽しいことばかりではありません。ここからタロットをさらに知っていき、リーディング練習を重ねていくことで、自分と向き合わざるをえなくなります。その時には大変さもないわけではありません。またタロットをどう読んでいくのかという技術的・心理的壁にもぶつかるでしょう。
しかし、それらこそが自分を変える大いなる旅路なのです。
すべてのことには光と影があります。さらに光に近づくためには、影もついてくるのです、それでもその両面があってこその世界であり、人生なのです。タロットを通じ、学びながら、両面を見つめ統合していき、パワフルなあなた自身を創造していく、それのお手伝いとして私はタロットを教え伝えているのです。
というと身構えてしまって、タロットの世界に入りづらくなってしまう方もいるかしもれませんね。でも安心してください。まずは気軽にタロットと接していくやり方や講座(体験会 や一日などの短期講座)もありますから。(笑)
マンツーマン、あるいは少人数で自分を変えるタロット講義を受けたい方、是非当方までご連絡 ください。このタロットに導かれ、学ぶタイミングと意味が必ずあなたにもあります。
気分転換の気持ちで、タロットで自分転換しましょう。
私の住んでいる兵庫県は、その昔、「摂津」「播磨」「丹波」「但馬」「淡路」と五つの国にわかれていました。
今でこそひとつの県になっていますが、地域的にはだいたいその五つの性格が存在するといえるでしょう。たぶんほかの地方からすれば、一都市・神戸のほうが有名で、県としての「兵庫」は色が薄いイメージかもしれません。しかし逆にいえば、それだけ多彩な顔を持つ県だともいえます。
ところで、次回開催のタロット体験会の場所は須磨というところです。須磨といえば、「源氏物語」や史実の源平合戦などでも登場する由緒ある土地柄で、関西では須磨と聞くと「海」というイメージが出ます。実際、神戸・大阪の通勤圏内とは思えない、都会と都会の間のリゾート的なスポットといえます。
先述の古い国名では、摂津、播磨、淡路の三つに関連する(接したり、見えたりする)場所です。
近くには名刹で、人によっては強力なパワースポットになる「須磨寺」 や、最近ある有名ブログで紹介されてから、にわかにパワースポットと脚光を浴びている「五色塚古墳」 (あえて写真のきれいな神戸市のキッズページをリンクしました)も、少し西に行ったところにあります。
ということで、ちょっとした観光を楽しみながら(外からの働きかけ)、ついでにタロットリーディングを受けて自分の課題を見つめ、よい方向性を獲得(内からの働きかけ)して帰るというプランはいかがでしょうか。
自分が「愚者」になったように、ふらっと出かけて秘密結社に出会うみたいなイメージです。(笑)
タロット体験会 は12月12日(日)、須磨の女性オーナーマンションにて行なわれます。海の見えるちょっとしたリゾート気分を味わいながら、カモワンタロットの神秘にもふれてみてください。気分転換のつもりが、自分転換になるかもしれません。
カルチャーセンターを含めて私の講座を受けていらっしゃる方々の参加もご自由です。本格的なカモワン流のタロットリーディングがどんなものか、体験してみられるのも勉強になると思います。
ちなみにもてなしてくれる女性オーナーは、伊勢がお好きな方なので、伊勢に関心のある人にも縁が広がるかもしれません。
★タロット体験会★
参加者のお一人ずつに、カモワンタロットにて公開リーディングを行い、皆さんで検討しあい、楽しみつつも問題や課題を見つめて解消に向けていくという会です。お問い合せ・お申込みはこちらまで。(ご質問でも何でもお気軽にお問い合せください)
●12月12日(日) 13:30~15:30
●定員 4名(今回は女性限定です) 残り3名
●参加費 2000円
●場所 神戸市須磨区内のマンション 申込者にお知らせします。
●お申込みはこちら から。(お名前と「体験会参加希望」とお書きください)
「秘伝カモワン・タロット」の本
以前、学研から発刊されていた「秘伝カモワン・タロット」(大沼忠弘、フィリップ・カモワン共著)の本が増刷されないこと(つまり絶版)になったため、もはや通常での新品は入手ができなくなっています。
この本は、日本での唯一といってもいいカモワンタロット(カモワン版マルセイユタロット)の教本でした。
言ってみれば、もしカモワンタロットを独学するとしたら、この本以外では普通はできないというくらいのものだったのです。それが今やほぼ不可能という事態にあります。
もちろん中古品などで取り寄せる方法もありますが、すでに相場は定価の倍くらいになっています。
現在、この本を持っていらっしゃる方は、貴重なものといえますので、大切に置いておかれるとよいでしょう。(いらない人は求める人に譲ったり、売ってあげてください)
そしてカモワンタロットをすでに習った人でも、ふり返ってもう一度ゆっくりと読んでみることをお勧めします。
しかし不思議なもので、こういう状況でも、まるで導かれるかのように偶然本屋さんで残っていたこの本を見つけてしまうことがあります。(または誰かから譲ってもらうなどして手元に来るなど)
実は私もそうなのです。
私は自分用、そして講義用として当然ながら数冊持っていますが、それでも新しいものがあれば何かと便利なので、見つかったら買おうと思っていました。すると、何のことはない、地域の本屋に置いてあったのを発見したのです。地方ゆえの有り難さでしょうか。(笑)
いずれにしても、今見つけた人はラッキーです。あなたはカモワンタロット(マルセイユタロット)と、もしかするととても縁が深いのかもしれません。(南仏に関係したり、弾圧されたりしたものとも関係があるかも?です)
ただ、実はこの本を読むだけでは、なかなかカモワンタロットは理解しにくいところがあります。
たとえば大アルカナの説明の項目を読んだとしても、その行間にある「書かれていない文章」「説明されていない言葉」があるのです。
「○○は△△の意味である」と書かれてあっても、なぜ「その○○が△△という意味になるのか」という過程説明の部分が大幅に省かれているからです。
また動的展開法といわれるカモワン流独特の、カード人物の視線を追った展開方法も、掲載されているルールだけではおそらくきちんと理解することは難しいでしょう。(しかも本には旧バージョンともいえるものが載っています)
百聞は一見に如かずで、実際見て覚えた方が早いのです。タロットゲームの説明書を読んでも、ゲームができないのと同じです。
そして大アルカナの部分もそうですが、小アルカナは特に本だけではわかりにくいと思います。そのほか、カモワン流の神髄ともいえるタロットマンダラの解釈、シンボルの連繋の詳細なども断片的に書かれているだけです。
正直言って、本だけの独学はかなり困難ではないでしょうか。
あの本の価値は、本当は講義後に増してくるのです。講義で説明を受けたあとに確認の意味で本を読むと、まるで水が染み渡るかのように自分の中に入ってきます。
講師としてタロット大学で教えていた私でも、読む度に新しい発見と納得の再確認がありました。カモワンタロットを習えば習うほど、味の出る本だともいえます。
手元にこの本のある方、もう一度言いますが、再読してみてください。
タロットでリーディングしてもらう体験会開催
前回も実施しまして、大変好評だったタロットリーディングの体験会を、12月12日(日)に神戸市内で開催します。
この体験会は少人数限定で、参加された方々、お一人お一人に対して、私が公開でタロットリーディングを行っていくというものです。
たとえば、
●タロットに興味があるので、とにかくどんなものなのか一度見てみてたい。
●タロットを学びたいと思ってはいるけれど、まずは実際に自分が体験してみたい。
●気軽にタロットリーディング、タロット占いが経験できる機会があれば。
●ほかのタロットと違うといわれる「カモワンタロット」のリーディングを体験してみたい。
という方などにチャンスの機会です。
体験会では、単に私がリーディングするというだけではなく、参加された皆さん全員で感想を話し合い、タロットの知識がなくても、自分以外の人の見方によって自分の状況・問題を見つめてもらうという効果も狙っています。
もちろんタロットからの解決方法や示唆もきちんと出てきます。ですから「タロットと複数の人間による相談」と言い換えることもできます。あなたも人の力になれるかもしれないのです。
そして、前回もそうでしたが、自分の問題が他の人とどこかでつながっていることにも気がつきます。ですから、その場の皆さんが共通して全員の底に眠る問題意識を解消していくことにもなるわけです。
今回は神戸市須磨区内の女性オーナーのマンションで開催しますので、女性限定ということにさせていただきます。(女性オーナーが皆さんをもてなします)
海の見える素敵なマンションで、午後のひととき、タロットリーディングを是非体験してみてください。
価格も前回同様、気軽に参加してもらうために2,000円に設定しております。4名という少数限定で、前回もすぐに満席となった人気企画ですので、参加希望者はお早めにお申込みくださいませ。
またお一人だけ、体験会後に個別リーディング(一対一の通常のリーディング)をさせていただく時間を取ります。体験会に参加される人でも結構ですし、体験会とは関係なく、個別リーディングだけお申込みいただいてもOKです。個別リーディング希望者も下記により、お申込みください。
以下、体験会の詳細です。------------------
◆日時 12月12日(日) 13時30分~15時30分
(希望者に個別面談、個別リーディングあり)
◆場所 神戸市須磨区
JR神戸線須磨海浜公園駅から徒歩圏内のマンション
※申込み者に詳細をお知らせいたします。
◆定員 女性限定4名
◆会費 2,000円 当日ご持参ください。
◆申込み こちらのフォームより 。
中段、「リーディングご希望の方はこちらまで」の項目に、「体験会参加希望」とお書きください。個別リーディング希望者は「12/12の体験会後の個別リーディング希望」 とご記入ください。(時間は15:30頃からとなります)