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「毎日の占い」の利用法2

お待たせしました。


あ、待っていないかもですが(笑)、「毎日(毎週、毎月)」の占いの利用法の続きを書きます。


「こういう使い方ならいいよ」編でしたね。


まず簡単なものを二つ。


1.いいことだけを信じる、または覚えておく

2.常識破りや新しい発想に利用する


1は、いいことだけを信じていたら気持ちいいですし、ポジティブになれます。これが一番簡単でお勧めですね。


それでも自分の関係する部分の占いに来ると、いいことも悪いことも両方書いてあることがありますが、これも悪いことは無視します。


また悪いことが書かれてあっても、解決策を書いてある「占い」を選んだほうがいいですね。


それと、どうしても悪いことも目に入ってしまい忘れられない人は、訓練だと思って良いことだけ読む癖をつけてみてください。


次第に占いだけではなく、日常的に本当にいいことしか目に入らない自分に変化しているかもしれません。そうなれば運勢は劇的に変貌していくことでしょう。一石二鳥です。


2は、普段の凝り固まった現実思考から、ちょっと息抜き的に、別の視点を取り入れるのに利用するということです。つまりブレイク思考や新しい発想を得るのに利用するのです。


例えば女性ばかりでのスタッフで、女性専用サロンを経営している方が、今日の占いで「男性と仕事中お話するとよいでしょう」ということが書いてあるのを見て、「えっ、これは私には関係ないわ」と切り捨てるのではなく、「男性客や男性スタッフも入れる方法もあるのかも」とか「経営について男性に相談してみよう」という、通常は思いつかない考えを得たり、インスピレーションのもととして利用してみるということです。


さらに、高度になってきますと、


3.象徴やブロックはずしとして利用する

4.今、世の中に上がってきている集合的意識の分析に利用する


ということにも利用できます。


3ですが、これは少し難しいので簡単に説明しますが、要は占いの文章そのままを読んだり、信じるのではなく、文章ひとつひとつの言葉や単語、気になる点などを抜き出し、なぜ自分がそれに引っかかる気持ちがあるのか、注目してしまうのかを内的に分析するという方法です。


4は、たとえばひとつひとつの星座別に異なることが書かれていても、全体の星座に共通することはないか、ラッキーアイテムやラッキースポット、色など象徴として使われているものに何か特徴はないかということを分析することで、「はやりすたり」はもとより、今の人々の心理的・社会的状況を読み取っていくというものです。


メディアで私たちが普通目にする毎日の「占い」には、まじめに占いをきちんとやってもらって書かれているものがある一方、ただ機械的選択に任せて載せているものもあるでしょう。中には占い師でない一般人やスタッフが書いていることもあるとは思います。


それでも、そこに偶然はないのだととらえることで、大まかな集合的意識を探ることも不可能ではないと考えられます


そうすると3と4では、まったく運の良し悪しなど関係なく、個人的に気にすることもなくなることがよくわかると思います。


このように、軽い利用法からヘビーな使い方まで、有効に毎日の「占い」を活用してみてください。


「毎日(毎週、毎月)の占い」の利用法

皆さんの中には、毎日の星占いとか、「今日のあなた」みたいな形で日々運勢チェックして、一喜一憂されている方がいらっしゃると思います。


そこで今日は私なりのそういった、毎日(毎週、毎月)の運勢コーナーの利用法をお伝えしたいと思います。


まず、それを見て、やってはいけないことを挙げます。


1.悪い運勢をずっと一日気にしてしまうこと

2.他の運勢の悪いものをバカにすること

3.すべて信じてしまうこと

4.ギャンブルや勝算のない勝負をすること


まあ、こんなことは言われなくてもわかってますよ、とおっしゃるあなたは大丈夫です。


それでも、このような、してはいけないことをしてしまう心理が働いている時、あなたには何らかの不安や、バランスを崩していることがあると考えられるでしょう。


雑誌やテレビなどに出るああいった占いは、地図で言えば大きな縮尺にあたります。「日本の傾向」「アメリカの傾向」「中国の傾向」といったものです。


たとえばあなたが日本人で、「日本人は控え目だ」と言われても、実際の自分は「バシバシ主張する人間だ」と思っていれば、「はずれている」と思うことになります。


反対に、「日本人は英語が苦手」ということが、「ああ、そうそう、私も苦手」と自分に当てはまるのならば、それは「当たり」という感覚になります。


つまりは大ざっぱな「くくり」なので、個人単位になれば当たることもあれば当たらないこともあって当然であり、真剣に「自分の今日の運勢はこうなる」と思うこと自体がおかしいということになるのです。


まあ、軽~く考えてみるのが一番です。


あ、それからやってはいけないことリストの2番も重要ですよ。


よくいますよね。星占いで「なになに座」の人が「今日は12位最低で~す」と知って、自分の星座が昨日最下位だったので、「ざまあ」とか「プギャー」とか(笑)、いう人。(いないか。。。)


星占いごとき(実は「ごとき」じゃないんですが、まあこの場合はそうします)で、自分の優越感を感じるのは、裏側にかなりの劣等感や嫌な事があって、それをまぎらわせているだけです。


麻薬みたいなもので、そうやっていると、どんどん優越感にひたれる刺激を探すようになって、それこそ「星占いごとき」ではすまなくなります。


では、次に「やってもいいこと編」「こうやって使うといいよ編」を書いて行きましょう。


おっと、リーディングの時間ですので、それは次回にて。


不倫について

不倫はいけません。


と言ったところで何の解決にもならないのが、不倫の相談です。


倫理的、社会的にいえば間違っていると即回答です。


それはわかったうえで、どうしようもないから悩んでいるのだということですよね。


あるいは本当は悪いものではないのではないか、魂の結びつきの観点からすると、そういう関係もありなのではないかと、考えている人もいるでしょう。


常識や倫理的なことをあえて省いたとしても、それでもやはり多くの場合、私は不倫はまずいものだと考えています。


そのもっとも大きな理由は、エネルギーの消費(分散)と、罪悪感の付随(伴い)があることです。


不倫をしてしまうと、家庭(や結婚しているパートナー)と、もう一人の不倫相手との関係に悩み、どうしても自分のエネルギーを多大に消費しがちです。


消耗が激しいと、特に精神的エネルギーが欠乏し、ただでさえ状況的に不安定なところ、さらに自分の心のバランスも崩してしまい、泥沼にはまりこんでしまいます。


「でも私はうまく割り切ってやっているよ、バレてないし。。。」


という方でも、その「うまくやる」「バレない」ためのエネルギーを使っているはずです。


また、結婚しているパートナーと、不倫相手の両方を同じくらい愛していたら(この表現はどうかとは思いますが・・・)、それもエネルギーを大きく二つに分散して放っていることになります。


男の方だったら、「いやいや、オレは精力モリモリ、何人でも相手できるよ」と自慢げに語る方もあるかもしれません。


でも普通の人間は、使えるエネルギーは思いのほか有限なのです。


今は大丈夫でも、突然健康を害したり、えらいことになるかもしれません。


健康面以外でもエネルギーが分散することで、自分を取り巻く様々な分野で分散が始まります。


まり、エネルギーを大きく「分離」させているので、それに伴い、分離が分離を呼び、混乱することばかりが自分の周りに出てくるわけです。


最終的にはかなりの確率で、家庭か不倫相手かのどちらかと「分離」することも起きます。


さて、次の問題が罪悪感です。結婚制度で社会を形成、規定している現在では、倫理的な意味も含めて、ほとんどの人は「不倫は悪いもの」だという根底意識があります。


「この愛はやがて真実に変わる」と思っていたとしても、不倫という状況である限り、人は潜在的に罪悪感を抱いています。


罪悪感はその払拭(浄化、消え去り)のために償いを要求します。その償いは、自分に痛いことでなければ償いになりにくいですから、「自分が痛い」「厳しい」と思えるほどの大変な事態を自らが招き寄せます。


たとえ不倫の関係から何とか結ばれたとしても、後ほどうまく行かないことが多くなるのは、こうしたことも影響していると考えられます。


まじめな人ほど不倫すると、強烈に自分を罰する事態を引き寄せるのです。


ということで、自分に何の罪悪感もなく、エネルギーは無尽蔵にあふれ出てくる超人以外の方は、不倫は取り扱い注意です。


それでもという方は、思いっきり覚悟を決めてください。(笑)


とはいえ、してしまったものはもう仕方ありません。あとは自分か、または相手か、環境かが、遅かれ早かれ何かの区切りをつけることになってくるでしょう。


カモワン式展開法のすごいところ

カモワン版マルセイユタロットを使い、さらにカモワン流の展開法を選択する時、そこには驚くべきことがすでに始まっているといえます。


以前にもお話しましたが、カモワン流のタロットの並べ方は、タロットカードの人物の視線を追ってどんどん新たにカードを置いていくことと、逆向きに出たカードに対して、その調整を図る意味のカードも追加していくという流れになります。


するとどういうことが起こるのかと言いますと、クライアント(相談している人)の目の前に、自分自身のストーリーが、まるで映画のスクリーンを見ているかのように出現します。


それだけでも、自分を客観視する効果があるのですが、さらにこのタロットで繰り広げられているストーリーを詳細に分析していくことで、あなたが信じていた自分の信仰とでもいうべき物語(記憶、思いこみ)が、違った物語に置き換えられると知ることができるのです。


あなたのために用意された展開の形は、確かに物理的にはひとつ(それもタロットをする度に変化します)なのですが、そこから読み取れるストーリーは、タロットの象徴から導き出される幾通りもの数があるのです。


その中には、あまり好ましくなかった自分の物語もあるでしょう。それが今のあなたの問題を引き起こしていたり、関係したりしていたと考えられます。


そこでタロットリーダーは、タロットの展開ストーリーから、ほかのあなたへの新しい物語をリーディングし、メニューとして提示します。(「リーディング」と呼ばれるのは、この「読み取り」を行うからでもあります。)


あなた(クライアント)は提示されたメニューから、あなたが食べたい(作りたい、創造したい)と思う料理(人生)を選択すればよいのです。


そう、ここにクライアントの自らの選択という現象が生じます。


「選ぶ」ということは、あることを意志決定していることと同じです。つまり決断です。


人は迷いから決断できないことに苦しみが生じます。


どんな人生を創って(つくって)行きたいのか、自らが選択し、自分に決意させることができます。


焦点や目標のイメージが明確になれば、人はそれに向かって行動するモチベーションが生まれ、自然と現実化に向かいます。


たとえその通りにならなかったとしても、「この選択し、決意すること」のサイクルがわかってくれば、無目的にただ流される人生とは決別していくことができるようになってきます。


ここにカモワン流の最大の特徴があります。そこには当たる当たらないの枠に留まらない、自己実現のための高度なシステムが内包されているといえましょう。


このほかにもカモワン流には、まだまだ秘密が隠されているのです。


男女の違いを理解する。

私の使う「カモワンタロット」には「二元論」というものが貫かれています。


詳しく話すと長くなりますので、簡単言えば「ひとつのことはふたつの要素で構成されているよ」ということです。


またはそういったものの見方とも言いますか。


そうですね、これでもわかりづらいでしょうから、もっと身近な表現で言います。


たとえば、人。人間としてはひとつですが、性別でみると男と女にわかれます。でも、ともに一人の人間です。


「陰陽」といわれるエネルギーがあることは皆様ご存じでしょう。これも「太極」としてひとつの大きなエネルギーから、「陰」「陽」ふたつのエネルギーに分かれたととらえる東洋の見方です。


世の中、この両極のエネルギーやそれを象徴させた実体が存在し、ありとあらゆるものはその力のバランスによって構成され、移り変わっていくともいえます。そしてふたつのエネルギーは、いつも統合を図ろうと循環し、求め合います。


で、男と女です。


恋愛すると、「ひとつになりたい」という意識が働きます。それは先ほども述べたように、ふたつの異なるエネルギーがひとつの完全に還ろうと、統合や合一を求めようとすることだからでもあります。


しかし、そこにはふたつにわかれた時の決定的な違いがあります。


ですから、女性と男性が同じ人間として平等だとしても、そこにお互いの物の見方や考え方、動き方や反応の仕方まで違ってくることがあるのは当然だといえます。


男が優れているとか、女性が優位にあるとか、そういう競争で言っているのではありません。


男女のエネルギーの質を考えることにより、実際の恋愛場面で、今まで不思議に思っていた女性と男性の行動や反応の違いを理解することができるようになります。


自分と同じように相手も思ってくれる、動いてくれると考えていたら、えらい目にあいますよ。(笑)


双方の異質さを互いに認め合い、理解することにより、ぎくしゃくしていた恋愛が順調なものに変貌していくことはよくあります。


そして、ふたりが本当の意味で一致協力していくことで、ともにもともと人間に備わっている神性が輝き出し、問題解決能力もコラボ効果のごとく倍増し、スムースな人生が歩めることになるでしょう。


いずれにしても、ふたつの異なる存在は、恋愛の引力を持てば再びひとつに戻ろうとする力にあらがうことはできません。(このあたりはタロットの「恋人」カードが示しています)


スムースに統合を図るか、ガチガチの合わないお互いの歯車を無理にかみ合わせながら摩耗させ、丸くなってからやっとの思いで統合していくか、それはパートナーとの協力関係にかかっています。


まあ、たいていは後者が多く、それも恋愛の時は前者だったのに、結婚後は後者になることも結構あります。。。


それはどちらかが、あるいは両者が、鋭い歯車の上をビロードのような秘密のヴェールで隠していたからでしょう。(笑) 


個人的にはそれも人生の修行として面白いとは思いますが、苦行にならないようにしたいものですね。


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