メッセージ
話す相手を選ぶ
自分の夢や希望、あるいは企画などを人に話すときは注意しなければなりません。必ず「それは甘いよ!」「こんな時はどうするんだい?」などと、なんでも批判する批評家がいて、せっかくの自身のモチベーションが下がってしまいます。自分の夢を是非実現させたいと思っているのなら、そういった人物には語るべきではありません。その企画が独創的であればあるほど成功の可能性も高い反面、批判家には格好のたたき材料となります。なぜなら、批判家はスペシャルな観点からではなく、一般・平均化した視点から述べるからです。
しかしながら、企画を文章化したり、文面に表す時は、そうした人の意見も参考にするとよい場合もあります。文章は結局、独りよがりではなく、他人が理解し、他人に訴えなければならないものだからです。ですから、話す時は相手を選び、書く時は多くの人に読んでもらうことです。
想像力に均衡を
心を惑わせる対象があり、そのことをを思い続けると、余計に想像力は幻想となり、幻想が肥大化していきます。想像力も一種のエネルギーと考えますと、思いを入れることは、対象にエネルギーを与えていくことになり、それが良きにつけ悪しきにつけ、必然的にパワーを持つことになってしまいます。ですから、考えないこと、考えをストップすること、また想念のエネルギーを運動エネルギーに転換すること=単純に運動すること、などで惑いの肥大化に歯止めをかけることもできるのです。何事もバランスです。
指導
世の中にある「指導」ということには、「実践」という部分が大きいです。そして、それは具体的でなければなりません。上からただ精神論や、注意点を言うだけでは指導にはなりません。個性に応じた具体性が必要なのです。時には客観的なデータもいることもあるでしょう。指導をしてもらっている者に、やる気が起きているかどうかも、「本当の指導」をしているかどうかの目安のひとつとなります。
映画に泣く
感動したり泣ける映画の作品で、人それぞれにいわゆる「ツボ」というものがあり、そのパターンを改めて分析してみると、ある種、共通ものが見えてきます。そこには未解決の自分の問題だったり、満たされていない自分の奥底の部分を発見することがあります。特に人とややずれたシーンでなぜか泣ける、心に響くという場合は、自分の今までの生活の中で、似たシーンがなかったどうか、検証してみてもよいでしょう。